子犬を飼い始めたほとんどの家庭で、まず悩むのが「夜鳴き」です。
ついつい可哀想で手を出したくなるけど、それは絶対にしてはダメ!!
夜鳴きを克服する事で飼い主もワンちゃんもハッピーになるんです。
子犬の夜鳴き
初めて家に来た犬はその不安から夜鳴きをします。
絶対にしてはいけないのが「かわいそうだから」「うるさいから」という理由で
声をかけたり撫でたりゲージから出したりしない事です。
こうすることで犬は「鳴けば言うことを聞いて貰える」と思って
気に入らない事があるとすぐに鳴く子になってしまいます。
どれだけ鳴いても無視をするのです。
ここでキッチリ躾ける事で、わがままを言いたい放題になるのか、落ち着いた子になるかの違いが出てくるとも言われています。
飼い主もワンちゃんも辛いですが、この夜鳴きの時期をうまく克服すればワンちゃんにも飼い主にとってもいい事があるんです。
夜鳴きが治まる時期は個体によっても異なります。
3週間続く子もいれば、3日で落ち着く子もいます。
ワンちゃんの成長の為にも夜鳴きの克服を
辛いですがどれだけ夜鳴きをしても、寝る時は必ずハウスの中に入れてあげましょう。
飼い主との境界線をしっかりとつける事でリーダーには敵わないと思うようになる、
つまりわがままを言わない子になるのです。
ハウスを快適にする為にも中にフカフカのクッションを敷いたり、兄弟代わりのぬいぐるみを一緒に入れる等の工夫も大切です。
最初は夜鳴きの酷かったワンちゃんも、徐々に「自分の居場所はここなんだ」と思う様になります。
居場所がちゃんとある犬は、落ち着きたい時にハウスに入る様になるので心が不安定にもなりにくくなります。
ハウスをワンちゃんの快適な空間にしてあげる事が私たち飼い主の大切な役目です。
我が家の犬も3週間以上キャンキャンと夜鳴きをしていて寝不足にもなりましたが、今では眠くなったら自分でハウスの中に入ってスヤスヤと眠っています。
夜鳴きを克服出来たらワンちゃんと同じベッドで寝てもいいの?
夜鳴きも治まり半年くらい経てば、たまには一緒に寝ても大丈夫です。
ただし何日間も一緒に寝ない事。
リーダーは特別なんだよという事をワンちゃんが忘れない様にする為です。
月に1~2回と決めて、ワンちゃんの落ち着く場所はあくまでもハウスの中という事は徹底しておきましょう。
まとめ
家にワンちゃんが来たその日から躾は始まります。
飼い主の為にもワンちゃんの為にも、しっかりと夜鳴きを克服していきましょう。
夜鳴きは数日続く事が殆どなので、
ご近所さんがいる場合は飼い始めの頃から
「夜は犬が鳴くかもしれないが暫くすると落ち着く」という事をあらかじめ伝えておく事も大切です。